メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
昭島市

トップページ > 健康・福祉 > 健康 > 注意喚起 > 感染性胃腸炎にご注意ください

感染性胃腸炎にご注意ください

更新日:2023年12月13日

感染性胃腸炎とは

感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。原因となるウイルスには「ノロウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」、「ロタウイルス」などがあります。

感染性胃腸炎は一年を通して発生しますが、冬季に流行し、主な症状として、激しい吐き気やおう吐、腹痛、水溶性の下痢、発熱などが見られます。
潜伏期間は通常1日から2日ですが、ウイルスの型により1週間以上のものもあります。また、一般的に症状は数日から7日ほどで軽快しますが、乳幼児や高齢者などでは重症化し、脱水症状などを引き起こす場合もあります。さらに、下痢などの症状がなくなった後も、ウイルスの排出は、一週間から長期の場合は1か月程度続くといわれています。

予防方法など

感染性胃腸炎の主な原因となるウイルスはアルコール消毒の効果が乏しいため、流水と石けんによる手洗いをしっかり行うことが大切です。
特にトイレの後や調理、食事の前には、その都度、しっかり手を洗いましょう。

  • 普段から十分な手洗いをしましょう。
  • トイレの後、おむつ交換やトイレの介助の後、調理・配膳・食事の前には、必ず手洗いをしましょう。
  • 手洗いは、爪を短く切り、指輪などをはずして、石けんを十分泡立てて、手のひらだけでなく手の甲や手首までしっかり洗浄しましょう。
  • ノロウイルスは、食品の中心温度が85℃から90℃以上で90秒以上の加熱をすることにより、感染力がなくなります。特に、加熱調理用の生の貝類は十分に加熱しましょう。
  • おう吐物などの処理は、使い捨てのマスク・手袋・エプロンを着用し、雑巾などでしっかりとふき取り、ビニール袋に入れ、密封して捨てましょう。その後、おう吐物などがあった場所を次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で処理し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
  • 下痢やおう吐などの症状がある時は、調理や食品を直接取り扱う作業を避け、早めに医療機関を受診しましょう。

ウイルスを原因とする感染性胃腸炎の場合には、特別な治療法はありません。つらい症状を軽減するための治療(対処療法)となります。乳幼児や高齢者では、下痢などによる脱水症状を生じることがありますので、注意が必要です。

お問い合わせ先

保健福祉部 健康課 健康係
郵便番号:196-0015 昭島市昭和町4-7-1
電話番号:042-544-5126
ファックス番号:042-544-7130

メールでお問い合わせ

このページに関するアンケート

情報は役に立ちましたか?
このページは探しやすかったですか?