「東京都ドクターヘリ」の運航を開始します
更新日:2022年07月13日
東京都では、救急医療体制のさらなる充実を図るため、多摩地域において新たに「東京都ドクターヘリ」の運航を開始しました。
昭島市においても、ランデブーポイント(ドクターヘリと救急車が合流し、患者を引き継ぐ場所)を提供し、令和4年7月31日から運航を開始します。
ドクターヘリとは
救急医療に必要な医療機器や医薬品を搭載し、救命救急医療の専門医などを乗せ、一刻も早く患者に対して治療を行う医療専用のヘリコプターです。救急現場近くのグランドなどを臨時の離発着場として、患者を救急車からドクターヘリに引き継ぎ、直ちに救命医療を行います。救急の専門医が、速やかに救急現場で治療を開始し搬送できるため、救命率の向上、後遺症の軽減に繋がります。
概要
運航時間
午前8時45分から日没まで
出動要請
119番通報を受けた消防機関が患者の重症度等を判断して要請
(注:一般のかたが直接要請することはできません。)
運航体制
発進基地
東京消防庁航空隊多摩航空センター
基地病院
杏林大学医学部付属病院
協力病院
- 東京医科大学八王子医療センター
- 都立多摩総合医療センター
ランデブーポイント
ドクターヘリと救急車が合流し、患者を引き継ぐ場所をあらかじめ登録し、迅速に医療機関に患者を搬送します。現在の市内ランデブーポイントは、以下のとおりです。
飛行場外離着陸場 | 所在地 | 運行開始日 |
くじら運動公園 | 多摩川河川敷(宮沢町3丁目)ソフトボール場付近 | 令和4年7月31日 |
ランデブーポイントの近くにお住まいのみなさまへ
地域住民のみなさまの生活環境に配慮をさせていただきますが、ドクターヘリが離着陸するとき、強い風が吹き、砂ぼこりが舞い上がる可能性があります。消防車が散水をして砂ぼこりの飛散をできる限り防ぎますが、ご理解とご協力をお願いします。また、ドクターヘリの円滑な運航を行うため、現場では消防職員等の指示に従っていただくようよろしくお願いいたします。
ランデブーポイントでの訓練の様子(画像をクリックすると大きくなります)
ドクターヘリが着陸しました。 医師などが処置をしながら、救急車からドクターヘリへ患者を引き渡します。 患者をドクターヘリに搬送します。関連リンク
- 東京都福祉保健局ホームページ「東京都ドクターヘリ」の運行を開始しました(外部サイトにリンクします)
- 東京消防庁ホームページ「東京都ドクターヘリ」との連携を開始します(外部サイトにリンクします)
東京都福祉保健局 医療政策部
救急災害医療課 救急医療担当
電話番号:03-5320-4427