脂質異常症を予防・改善!
更新日:2020年12月23日
脂質異常症は血中に脂質が増えて「どろどろ血液」になり、血液がスムーズに流れずに血管を詰まらせたり傷つけたりして動脈硬化を進行させます。
また自覚症状がないため、気がつかないうちに進行し、心筋梗塞や脳梗塞を引きおこす原因となります。
日ごろから脂質異常症の予防を心がけた生活が大切です。
脂質異常症予防のための食事ポイント
余分な脂を取らない
減らす
- 揚げ物を食べる回数を減らす。
- バターやショートニングなどの油脂を含むお菓子をへらす。
- ショートニングなどの加工油脂を使った加工食品を減らす。
増やす
- 魚を食べる回数を増やす。
変える
- 肉は脂身の多い部位よりも、赤身を選ぶ。
- 調理に使う油は動物性の油脂よりも、植物油を選ぶ。
食物繊維をたっぷりとる
増やす
- 野菜の量をふやす。(1日350g以上)
- 大豆や大豆製品を増やす。
- 海藻やきのこの量を増やす。
変える
- ごはん・パン・麺などの主食には、穀類や雑穀入りを選ぶ。(玄米や雑穀米・胚芽パン・そばなど)
抗酸化ビタミンをたっぷりとる
増やす
- 緑黄色野菜の量を増やす。(1日120g以上が目安)
脂質異常症予防におすすめの献立
脂質異常症の予防の食事は適切な食事量を知ることが大切です。
血中の脂質を改善する効果のある青魚を缶詰で手軽に作ることができ、野菜やきのこ・海藻類をしっかり取り入れ、栄養バランスを整えた献立です。
献立
- さば缶と大豆のトマト煮込み
- ブロッコリーとわかめのナムル
- かぼちゃの甘煮
- りんごのヨーグルトかけ
- ごはん(女性130g、男性150g)
レシピはこちら「脂質異常症予防におすすめの献立」(402KB)
栄養価(1人分、ごはん150g)
エネルギー611kcal、脂質12.4g、たんぱく質28.0g、カルシウム291mg、塩分2.0g
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