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昭島市

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カーボン・オフセットの取り組みについて

更新日:2020年7月14日

カーボン・オフセットについて

カーボン・オフセットの定義

カーボン・オフセットとは、市民、企業、NPO・NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいいます。

出典:「我が国におけるカーボン・オフセットのあり方について(指針)」(2008年【平成20年】年2月7日、環境省)

スポーツ祭東京2013軟式野球競技におけるカーボン・オフセット

平成25年10月4日(金曜日)から7日(月曜日)に昭島市民球場で開催したスポーツ祭東京2013軟式野球競技において、カーボン・オフセットを実施しました。

競技開催概要

  1. カーボン・オフセットの取り組み6開催期間 平成25年10月4日(金曜日)から7日(月曜日)
  2. 開催場所 昭島市民球場
  3. 内容 スポーツ祭東京2013軟式野球競技

オフセットの対象活動と温室効果ガス排出量の算定

オフセットする温室効果ガス排出量は、4日間の競技運営にかかる電気、ガス、運営者の移動に伴うエネルギーから算定した温室効果ガス排出量とし、省エネルギーに努めても、どうしても削減できない温室効果ガス排出量をオフセットすることとしました。

  1. 競技運営にかかる4日間の電気使用量から算定された温室効果ガス排出量
    2,156キロワット時×0.315(注1)=679キログラム-CO2
  2. 競技運営にかかる4日間のガス使用量から算定された温室効果ガス排出量
    0?×2.08(注2)=0キログラム- CO2
  3. 競技運営にかかる4日間の運営者の移動に伴うエネルギーから算定された温室効果ガス排出
    量10.5キログラム- CO2(注3)×129台=1,354.5キログラム-CO2
  • (注1)市民球場が契約しているPPS事業者である丸紅株式会社の調整後排出係数(平成24年度)
  • (注2)カーボン・オフセットの対象活動から生じる温室効果ガス排出量の算定方法ガイドライン(Ver2.0)の「付録GHG排出量の算定に係る参考数値一覧」から使用
  • (注3)移動距離、燃料消費率、GHG排出係数はカーボン・オフセットの対象活動から生じる温室効果ガス排出量の算定方法ガイドライン(Ver2.0)の「付録GHG排出量の算定に係る参考数値一覧」から使用。算定式はオール東京62市区町村共同事業地球温暖化プロジェクトカーボン・オフセット研究から提供された算定式を使用。

温室効果ガス排出量の算定にかかる詳細な情報は、昭島市環境部環境課計画推進係までお問い合わせください。

4日間の競技運営にかかる電気、ガス、運営者の移動に伴うエネルギーを算定した結果、温室効果ガス排出量は2.034トン- CO2となりました。

オフセット量とクレジットの種類

カーボン・オフセット量は2.0トン-CO2とし、クレジットの種類は次のとおりとしました。

  1. クレジットの種類 フォレストック認定された森林のCO2吸収量クレジット
  2. 認定森林情報 認定森林名称 岩泉町の森林(認定番号0017)

【フォレストック認定証明書】(PDFファイル:302KB)

カーボン・オフセットの結果

4日間の競技運営にかかる温室効果ガス排出量は2,034トン-CO2となり、そのうちの大部分2.0トン-CO2をオフセットすることができました。スポーツ祭東京2013の環境指針に基づき、環境に配慮した競技会として実施することができました。

岩泉町友情の募金

昭島市民球場で開催したスポーツ祭東京2013軟式野球競技において、岩泉町の間伐材を使用した携帯ストラップを配布しながら、カーボン・オフセットや環境保全についての普及啓発を行うとともに、岩泉町の森林保全に対する募金をお願いしました

カーボン・オフセットの取り組み1
カーボン・オフセットの取り組み2
カーボン・オフセットの取り組み3

募金は森林保全に活用

皆様のご協力により、募金は総額41,108円になりました。森林保全に活用していただくため、岩泉町に寄附金として納入しました。

【領収書・お礼状】(PDFファイル:33KB)

森林保全の内容

カーボン・オフセットの取り組み4岩泉町では、平成25年8月9日に8.61ヘクタールに17,220本のカラマツの植栽を行いました。募金は、この苗木の代金に充てていただくことになりました。苗木の代金は、1本60円になりますので、皆様の募金は、約685本の苗木になったことになります。

二酸化炭素吸収量は地域、樹種、年数によって異なりますが、カラマツを1ヘクタールに2,000本植栽後、間伐などの森林整備をすることで20年間に約72トンの二酸化炭素を吸収(貯蔵)するというデータがあります。皆様の募金による約685本の苗木によって、20年間で約25トンの二酸化炭素の吸収(貯蔵)に役立つことになります。

お問い合わせ先

環境部 環境課 計画推進係(2階7番窓口)
郵便番号:196-8511 昭島市田中町1-17-1
電話番号:042-544-4331(直通)
ファックス番号:042-544-6440

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