光化学スモッグに注意

 光化学スモッグとは、自動車や工場などから排出される窒素酸化物と炭化水素が、太陽の強い紫外線を受けて光化学反応を起こした結果できる物質の総称です。
毎年4月から10月までの期間に発生しやすく、気象条件として日差しが強く、気温が高く、風の弱い日に発生します。そのため、7月から8月は特に注意が必要です。

光化学スモッグの測定

現在東京都では、都内全域を、区東部・区西部・区南部・区北部・多摩中部・多摩西部・多摩南部及び多摩北部の8地域に分け、41箇所の基準測定点を設置して、光化学スモッグのうちオキシダント濃度の自動計測を行い、東京都環境局環境改善部大気保全課で集中管理をしています。
本市は、多摩中部地域に属していて、この地域内のすべての測定点でオキシダント濃度が一定濃度以上になると、多摩中部地域全体に光化学スモッグ注意報等が発令されます。（基準については下表参照）

光化学スモッグ発令基準

学校情報	0.10ppm以上で、その状態が継続すると思われるとき
注意報	0.12ppm以上で、その状態が継続すると思われるとき
警報	0.24ppm以上で、その状態が継続すると思われるとき
重大緊急報	0.40ppm以上で、その状態が継続すると思われるとき

光化学スモッグ注意報等の発令状況

東京都で行っている光化学スモッグ注意報等の発令状況については以下のサイトから確認できます。
東京都光化学スモッグ情報（外部サイトにリンクします）

光化学スモッグ注意報等が発令されたら

光化学スモッグは、目がチカチカしたり、のどの痛み、息苦しさ、頭痛などの症状を引き起こすことがあります。注意報等が発令されたら、健康被害にあわないように屋外での活動は控えましょう。
光化学スモッグの被害によると思われる症状を感じたときは、最寄りの保健所に連絡をし指示を受けるか、医療機関で受診してください。

メール配信サービス

昭島市メール配信サービスから、光化学スモッグ注意報等の発令をメールでお知らせいたします。登録方法など、詳しくは以下のサイトから確認してください。

昭島市携帯メール情報サービス