令和2年度容器包装リサイクル制度に基づく品質調査
更新日:2020年12月17日
容器包装リサイクル制度について
昭島市は、容器包装リサイクル法(容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律。以下「法」)に基づき、家庭から出るごみのうち「プラスチック製容器包装」、「ペットボトル」、「カレット(ガラスびんの破片)」について、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会(以下「協会」)を通じてリサイクル事業者へ引き渡しています。
プラスチック製容器包装及びペットボトルの品質調査について
協会へ引き渡す際は、適切なリサイクルが行われるために法及び協会が定めた基準に基づき分別をすることが必要です。昭島市は、ごみの中間処理施設である昭島市環境コミュニケーションセンターにおいて、プラスチックとして収集したごみを「プラスチック製容器包装」と「その他のプラスチック」等に、資源として収集したごみを「アルミ缶」、「スチール缶」、「ペットボトル」、「カレット」等に分別しています。分別は、主に手選別(職員の手作業)により行っています。
プラスチック選別ラインの様子
資源選別ラインの様子
協会は、プラスチック製容器包装及びペットボトルが分別の基準に適合しているかについて、毎年1回品質調査を行っています(カレットについては、教会が必要と判断した場合のみ行われます)。昭島市が引き渡した物については、プラスチック製容器包装の品質調査が9月25日(金曜日)に、ペットボトルの品質調査が5月20日(水曜日)に行われました。
プラスチック製容器包装品質調査について
項目 | 破袋度 | 容器包装比率 | 禁忌品 |
判定 | A(満点) | A(90パーセント以上) | D(あり) |
備考 | 特になし | 全重量の97.16パーセント | 危険品あり |

協会へ引き渡す際は圧縮及び梱包をして「ベール」を作成します。
調査はこの「ベール」から任意の2つを取り出して行われます。

上記のベールを解体して、中身を少しずつ取り出します。
その作業を繰り返し、調査対象物を選びます。
この対象物を手作業でプラスチック製容器包装及び異物に仕分けします。

危険品として、カミソリ2個、ガラス片1個が混入していました。
これらの禁忌品を含めて、調査対象物のうち異物は2.84パーセントありました。
ペットボトル品質調査について
項目 | ベール状態(外観、 安定性、解体性) |
異常なペットボトル (中身が残っている ペットボトル) |
異常なペットボトル (テープや塗料が付着した ペットボトル) |
夾雑異物 (アルミ缶、スチール缶、 陶磁器類) |
判定 | すべてA(満点) | A | D | B |
備考 | 特になし | 0個(全重量の0.00パーセント) | 14個(全重量の1.09パーセント) | 3個(全重量の0.11パーセント) |

協会へ引き渡す際は圧縮及び梱包をして「ベール」を作成します。
調査はこの「ベール」から任意の2つを取り出して行われます。
上記のベールを解体して、手作業でペットボトル及び異物に仕分けします。

テープが付着しているペットボトルが14本混入していました。
皆様へのお願い
皆様には日頃よりごみの減量やリサイクルにご協力いただいていますが、改めて以下の点を心掛けていただきますようお願いします。
- 正しいリサイクルのために、ごみは正しく分別してください。
- ペットボトルは「資源」ですが、キャップとラベルは取り外し「プラスチック」で出してください。
- 飲料用の缶にたばこの吸い殻やガム等を入れないでください。リサイクルができなくなります。
関連リンク
- 容器包装リサイクル法関連法令(環境省)(外部サイトにリンクします)
- 公益財団法人日本容器包装リサイクル協会(外部サイトにリンクします)
環境部 ごみ対策課 リサイクル係
郵便番号:196-0001 昭島市美堀町3-8-1
電話番号:042-546-5300
ファックス番号:042-546-5900