水道部の取組み
更新日:2024年6月6日
事業概要
水道をとりまく状況
昭島市は昭和29年に給水を開始して以来、市の発展に伴う水需要の増加に合わせて6期に渡る拡張事業を実施してきました。事業開始より深層地下水100%の安全で安心なおいしい水道水を全国的にみても安い料金で供給することができています。
水道事業を取り巻く経営環境は、人口減少社会の到来に伴う料金収入の減少が見込まれる中で、大地震など自然災害への備え、老朽化施設の更新や再構築、職員の技術継承などの課題に直面しており、厳しさを増しています。
安全な水道水の安定供給を第一に、災害に強い水道設備の構築、応急給水施設の整備、地下水源の保全などに力を注ぎながら、深層地下水100%の水道水を将来へと確実に引き継いでまいります。
概況
本市の水源は100%深層地下水を使用しており、市内にある20個所の深井戸から汲み上げています。この原水を滅菌消毒後、東部・西部・中央配水場の3個所から市内全域に給水しています。
令和4年度概況
- 人口及び給水量
給水人口:114,278人
普及率:100%
1日平均給水量: 34,722立方メートル
1日最大給水量: 37,490立方メートル - 水源(地下水)
施設:東部系14個所、西部系7個所
種別:深井戸(深さ150から250メートル) - 浄水
施設:東部・西部配水場次亜塩素注入設備
方法:塩素滅菌 - 配水池
東部配水場 容量:5,200立方メートル
西部配水場 容量:8,420立方メートル
中央配水場 容量:15,000立方メートル - 管路
導水管 延長:約10,152メートル
送水管 延長:約2,808メートル
配水管 延長:約265,334メートル - 職員
職員数:26人
経営の仕組み
水道事業会計は、お客様に水を売って得た収益(収入)と、水をお客様に送るためとその料金を集めるための費用(支出)を表した「収益的収支」と、収益活動を行うための施設を整備・建設するための収支を表した「資本的収支」の二つの予算があります。
昭島市水道部の事業収入は、その大部分をお客様からの水道料金で賄われています。昭島市の水道水は地下水100%のため、汲み上げた地下水をきれいにするための処理がほとんど必要なく、浄水のための費用が少なくて済むため、毎年一定程度の利益を得ることができます。この利益を積立金に貯えて施設の整備・建設に使用しています。
水道部 業務課 業務係
郵便番号:196-0025 昭島市朝日町4-23-28
電話番号:042-543-6111
ファックス番号:042-543-6118