「+(プラス)」で始まる電話番号からの詐欺電話に注意
更新日:2025年2月5日
消費生活センターに相談のあった事例をもとに、トラブルへの対応を紹介します。
相談事例
+(プラス)で始まる電話番号から何度か着信があったため、知らない番号だが電話に出たところ、警察官を名のる人物から、「あなたの電話番号が詐欺に使われている」と言われて信じてしまった。その後、メッセージアプリでやり取りをしたところ、いつの間にか自分が詐欺の容疑者にされてしまい、「逮捕に行く。保釈金100万円を支払うように」と脅された。
不信に思い友人に相談すると、詐欺の電話ではないかと言われた。どのように対処したらよいか。
回答
+(プラス)で始まる電話番号は海外から発信された電話で、詐欺に使われることが多いため、絶対に出てはいけません。また、警察官はメッセージアプリでやり取りをしたり、保釈金を要求したりすることはありません。
異なる人物が順番に代わって詐欺を仕掛ける手口は「劇場型詐欺」と言われ、特に注意が必要です。巻き込まれると冷静な判断ができなくなるので、一人で悩まずに相談することが大切です。お金を支払ってしまうと取り戻すことは困難です。
今回は詐欺犯罪の相談であったため、警察署へ相談すること、これ以上相手と関わらないことを助言しました。
普段、海外と電話をする機会がないかたは、国際電話の利用休止を申し込むことで、国際電話番号からの着信を防ぐことができます。発着信ともに無償で休止できますので、今すぐ申し込んで詐欺被害に遭わないようにしましょう。
関連リンク
- 国際電話の利用休止(外部サイトにリンクします)
消費生活センター(生活コミュニティ課内2階)
郵便番号:196-8511 昭島市田中町1-17-1
電話番号:042-544-9399(直通)
ファックス番号:042-544-6440