運用状況概要(令和5年度)
更新日:2025年5月13日
令和5年度運用状況報告書
運用状況の概要
(1)苦情申立て等の受付状況
令和5年度中に受け付けた相談は20件です。このうち相談のみで終了したものは15件、苦情申し立てに至ったものは4件でした。
受理した苦情申立ては全て市の機関に対するものでした。
ア)受付状況
問い合わせ | 相談 | 苦情申立て(うち受理件数) | 合計 | |
---|---|---|---|---|
受付件数 | 1件 | 15件 | 4件(4件) | 20件 |
イ)受付方法
来庁 | 電話 | メール | 郵送 | 訪問 | ファックス | 受付件数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
問い合わせ | 1件 | 1件 | |||||
相談 | 3件 | 9件 | 3件 | 15件 | |||
苦情申立て | 2件 | 2件 | 4件 | ||||
受付件数 | 5件 | 10件 | 5件 | 20件 |
ウ)年度別苦情申立て及び相談等の受付状況
年度 | 問い合わせ | 相談 | 苦情申立て (うち受理件数) |
合計 |
---|---|---|---|---|
平成15年度 | 8件 | 13件 | 4件(4件) | 25件 |
平成16年度 | 3件 | 9件 | 7件(6件) | 19件 |
平成17年度 | 1件 | 19件 | 7件(7件) | 27件 |
平成18年度 | 6件 | 14件 | 10件(9件) | 30件 |
平成19年度 | 0件 | 8件 | 3件(0件) | 11件 |
平成20年度 | 0件 | 7件 | 10件(9件) | 17件 |
平成21年度 | 1件 | 7件 | 11件(11件) | 19件 |
平成22年度 | 1件 | 8件 | 8件(8件) | 17件 |
平成23年度 | 2件 | 8件 | 2件(2件) | 12件 |
平成24年度 | 1件 | 8件 | 3件(3件) | 12件 |
平成25年度 | 1件 | 6件 | 4件(4件) | 11件 |
平成26年度 | 0件 | 2件 | 4件(4件) | 6件 |
平成27年度 | 3件 | 3件 | 3件(3件) | 9件 |
平成28年度 | 6件 | 8件 | 3件(3件) | 17件 |
平成29年度 | 1件 | 3件 | 5件(5件) | 9件 |
平成30年度 | 0件 | 3件 | 7件(7件) | 10件 |
令和元年度 | 2件 | 1件 | 5件(5件) | 8件 |
令和2年度 | 1件 | 6件 | 5件(5件) | 12件 |
令和3年度 | 2件 | 10件 | 5件(4件) | 17件 |
令和4年度 | 1件 | 15件 | 3件(3件) | 19件 |
令和5年度 | 1件 | 15件 | 4件(4件) | 20件 |
合計 | 41件 | 173件 | 113件(106件) | 327件 |
(2)苦情申立ての処理状況
ア)処理状況
オンブズパーソンは、苦情等に関する調査の結果、必要があると認めるときは、市の機関に対し是正等の措置を講ずるよう勧告を行い、又は意見を述べることができます。また、苦情の原因が当該苦情等に係る制度にあると認めるときは、市の機関に対し、当該制度の改善に関する提言を行うことができます。
令和5年度に苦情の調査を完了及び調査結果等を通知したものは4件でした。
内訳は、オンブズパーソンが市に対して意見を述べたものが1件、調査を中止したものが2件、調査を行わないとしたものが1件でした。
また、令和5年度に苦情申立書を受理しましたが、令和6年度へ調査継続中の案件が1件あります。
意見等 | 趣旨に沿えない | 調査中止 | 調査を行わない | 不受理 | 取り下げ | 継続中 |
---|---|---|---|---|---|---|
1件 | 2件 | 1件 | 1件 |
イ)苦情申立ての内容と結果(要約)
苦情申立て内容 【カッコ内は担当】 |
結果(オンブズパーソンによる調査、意見、勧告など) |
---|---|
昭和公園内テニスコートからの騒音について(1) ソフトテニスの打球音や歓声がうるさく、ボールが自宅まで飛んでくる。以前から苦情を訴えてきたが改善されない(令和4年度からの継続案件) 【生涯学習部】 |
市はフェンスにネットを取り付けるなどの対応をしたが、騒音についてはほとんど改善がなされておらず、放置することは、行政のあり方として望ましくない。騒音防止に対する認識を新たにし、騒音被害者保護の観点から調和点を見つけるべく、誠意をもって対処するよう意見を述べた |
昭和公園内テニスコートからの騒音について(2) 前回の苦情申し立て後、市から前向きな話がなく、騒音などが改善されないため、ソフトテニスの利用を中止してほしい 【生涯学習部】 |
既に申し立てへの対応が終了している事項であるため、調査を行わない |
令和5年度から、申告により固定資産税が非課税となったが、土地の利用形態などは申告前と同じであるため過去分から遡って還付すべき 【市民部】 |
本人の申告により非課税になる制度であり、過去に申告した事実は確認できなかった。過去分については、苦情の原因となった日から1年を経過するため、本制度では調査を行わない事項に該当し、調査を中止した |
昭島市社会福祉協議会の職員が電話の途中で怒るなど丁寧さに欠けている。障害を持つ自分にはストレスになるのでやめてほしい 【公共的団体】 |
怒った事実は確認できなかったが、わだかまりを解くべく職員が申立人との面談の場を持ったことから調査を継続する必要がなくなったため、調査を中止した |
滞納による差し押さえなどについて 【市民部】 |
令和6年度へ調査継続 |
(3)その他
ア)苦情申立てに至らなかった相談等
令和5年度にオンブズパーソン相談室または事務局で受け付けましたが、苦情申立てには至らなかった相談は15件ありました。
イ)制度の周知及び広報活動
オンブズパーソン制度のPRとして、市役所及び市の施設に制度のリーフレット、苦情申立書、専用封筒を備え付けています。
また、広報あきしまや市ホームページに制度の紹介記事を掲載しました。
オンブズパーソン制度の年次報告書として運用状況報告書を作成し、市役所及び市の一部施設で閲覧に供するほか、広報あきしまや市ホームページにも、その概要を掲載しました。
ウ)福祉民間事業者等との協力関係
保育園や介護サービス事業所など民間福祉事業者等と、オンブズパーソン制度への協力に関する協定を締結しています。令和5年度末の状況は協定締結状況一覧(令和5年度)のとおりです。
企画部 秘書課 オンブズパーソン・人権担当(3階)
郵便番号:196-8511 昭島市田中町1-17-1
電話番号:042-544-5111(内線番号:2366)
ファックス番号:042-544-5121