日本脳炎予防接種
更新日:2024年4月1日
日本脳炎について
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染によって起こる疾患です。
東アジア・南アジアにかけて広く分布する病気で、ヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖した後、その豚を刺した蚊が人を刺すことによって感染します。日本での流行は西日本地域が中心ですが、ウイルスは北海道など一部を除く日本全国に分布しています。
感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症したかたの20~40%が亡くなってしまうといわれていますが、ワクチン接種により罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。
標準的な接種スケジュール
接種時期 | |
1期初回 | 3歳~4歳ごろ(注) |
1期2回目 | 初回接種から6日~28日の間隔をあける |
1期追加 | 初回接種から約1年後、7歳6か月未満まで |
2期 | 9歳の誕生日前日~13歳の誕生日前日 |
計4回の接種です。
注:日本脳炎ワクチンは生後6か月から接種できますが、昭島市では標準的な接種スケジュールとされている3歳以降を接種時期としてご案内しています。日本脳炎流行地域への渡航を予定しているかた、転入前に接種を開始しているかたなど、ご希望によっては3歳未満での接種も可能です。市への問い合わせは必要ありませんので、直接医療機関にご相談ください。
持参するもの
- 母子健康手帳
- 予診票(昭島市内の指定医療機関にも置いてあります)
16歳未満のかたへの予防接種の実施には、原則、保護者の同伴が必要です。
ただし、13歳以上16歳未満のかたについては、「保護者のかたが署名した予診票」と「保護者の同意書」があれば、保護者のかたが同伴しなくても予防接種を受けることができます。同意書を希望されるかたは、昭島市保健福祉センター(あいぽっく)へご連絡ください。
指定医療機関
「子どもの予防接種」と「市内指定医療機関一覧」をご参照ください。
接種方法
医療機関に「母子健康手帳」と「予診票」をお持ちください。予診票は、昭島市内の指定医療医療機関にも置いてあります。
- 立川市・小平市・小金井市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市・清瀬市・武蔵村山市の指定医療機関は、乗り入れを行っているため昭島市民のかたでも接種ができます。これらの市で接種を希望される場合は、昭島市の予診票を持参してください。予診票をお持ちでないかたは、あいぽっくへ直接取りに来ていただくか、下記へ電話で請求していただければ後日郵送することも可能です。
- 昭島市から転出された場合は、昭島市が発行した予診票は使用できません。
転出したかたは、接種を受ける前に転出先の行政機関に転入の手続きをし、転出先で接種を受けてください。なお、市外に転出しているにもかかわらず、昭島市が発行した予診票を使用して接種を受けた場合は、接種費用の全額を自己負担していただくことになりますのでご注意ください。
日本脳炎の特例措置(公費接種対象者の拡大)について
平成17年度以降の日本脳炎予防接種の「積極的な勧奨の差し控え」により接種が受けられなかったかたは、接種期間が拡大されています。詳しくは日本脳炎の特例措置をご確認ください。
関連リンク
- 厚生労働省「日本脳炎の予防接種について」(外部サイトにリンクします)
保健福祉部 健康課 健康係
郵便番号:196-0015 昭島市昭和町4-7-1
電話番号:042-544-5126
ファックス番号:042-544-7130