食品ロスの削減の取組
更新日:2024年6月25日
日本の食品ロスってどのくらいあるの?
日本では、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品ロスは、年間で約472万トンも発生しています(農林水産省及び環境省令和4年度推計)。これを国民1人当たりにすると、1日103g(茶碗約1杯のご飯の量に相当)、年間約38キログラムの食品を捨てていることになります。
食品ロス削減のために出来ることから始めよう!
食品ロス削減のためには、この問題を「他人事」ではなく「我が事」としてとらえ、「理解」するだけではなく日々の生活の中でできることを一人一人が考え「行動」に移すことが求められます。
具体的には以下のとおりです。
買い物の際
- 買い物前に家にある食材をチェックし、期限表示を理解のうえ、使用時期を考慮し、てまえどり、見切り品等を活用する。
- 必要な食材をこまめに購入する。
- 空腹状態で買い物に行かない。
食品の保存の際
- 食材に応じた適切な保存を行う。
- 冷蔵庫内の在庫管理を定期的に行う。
- 賞味期限を過ぎた食品であっても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではないので、食べられるかどうか個別に判断する。
- 災害等に備え、家庭において食品を備蓄する場合には、普段から食品を少し多めに買い置きしておき、古いものから消費し、消費した分を買い足すことにより、食品の備蓄ができるローリングストック法を実践する。ローリングストックについて詳しく見る(外部サイトにリンクします)。
- 家庭で余っている未開封の未利用食品は、近隣でシェアしたり、フードドライブを通じて寄付したりする。
調理の際
- 余った食材を鍋物や汁物に活用するなど、家にある食材を計画的に使い切る。
- 食材の食べきれる部分はできる限り無駄にしないようにする。
- 食べきれる量を調理し、食べきれなかったものについてリメイクなどの工夫をする。
外食の際
- 食べきれる量を注文し、提供された料理を食べきるようにする。
- 宴会時には最初と最後に料理を楽しむ時間を設ける3010運動を実践する。
- 料理が残った場合は自己責任の範囲で持ち帰る。
3010(さんまるいちまる)運動に取り組もう!
- 3010(さんまるいちまる)運動って何?
3010運動とは、宴会や食事会の開始30分と終了前の10分間は提供されたおいしい料理を食べる時間とすることで、食べ残し(食品ロス)を減らす取り組みです。
- 「おいしく残さず食べ切ろう!」
職場の宴会や友人との食事会のときなどに、皆さんで声をかけ合い食べ残しを無くすことが食品ロスの削減につながります。 - 3010運動普及啓発用三角柱POPをご活用ください(環境省作成)
3010運動推進のため、環境省で卓上三角柱POPを作成しています。 承認等の必要なしで、様々なシーンでご活用いただけます。 食品ロス周知啓発のために、ぜひご活用ください。
「3010運動普及啓発用三角柱POPデータ」(外部サイトにリンクします)
昭島市は「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」(外部サイトにリンクします)に参加しています。
環境部 ごみ対策課 ごみ減量係
郵便番号:196-0001 昭島市美堀町3-8-1
電話番号:042-546-5300
ファックス番号:042-546-5900