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昭島市

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高血圧ってどういうこと?

更新日:2025年7月18日

昭島市の健康課題「高血圧」

現在、昭島市民の国民健康保険加入者の4人に1人が高血圧症と診断されています(昭島市第3期データヘルス計画より)。高血圧は、昭島市の健康課題の一つとなっています。

血圧ってなんだろう

血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の中を流れるときに、血管の壁を内側から押す力のことです。血液の通り道である血管がせまくなっていたり、硬くなっていたりすると、血液が流れる際に血管の壁を押す力が高くなり、その結果、血圧の数値は高くなります。

「高血圧」とは

高血圧とは、血管を流れる血液の量が多くなったり、血管がせまくなったり硬くなったりすることで、血管の壁に常に高い圧力がかかり続ける状態のことを言います。血管にとって、高い圧力にさらされる続けることは大きな負担になり、また、血液を送り出す心臓にも大きな負担がかかります。その結果、血管が傷み、重大な疾患の要因となってしまうのです。

どのくらいの血圧だと高血圧?

測る場所 血圧の値
病院やクリニックなど  140/90mmHg以上
家庭  135/85mmHg以上

(日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」より)

上記の値で、高血圧と診断されます。測る場所によって基準値が違うのは、緊張などによって変動するという血圧の特性を踏まえて判断するためです。

高血圧の状態が続くと

高血圧の状態が続くと、血管が傷み、脳や心臓、腎臓といった、血管が張り巡らされた臓器の疾患の要因となります。たとえば、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞や心不全、腎硬化症や腎不全があります。

高血圧になる原因

高血圧の種類 高血圧の種類に占める割合 原因と考えられるもの
本態性高血圧 およそ90% 肥満、運動不足、塩分の摂り過ぎ、喫煙、飲酒、ストレス
二次性高血圧 およそ10% 甲状腺などの病気
 

高血圧を予防・改善するために

自分の血圧を知る

みなさんはご自身の血圧をご存じですか。健康診断や病院受診のタイミングを利用して、自分の血圧を知ることが血圧コントロールの第1歩となります。まちかど血圧測定会では、お買い物のついでに血圧を測ることができます。

適度な運動をする

適度な運動は、血管の弾力性を保ったり、肥満を予防するため、高血圧の予防や改善につながります。ぎりぎりスクワットでは、椅子を使って簡単にできる、高血圧の予防や改善に効果があると言われている運動を健康運動指導士がお伝えします。

塩分をとりすぎない

厚生労働省は、1日の塩分摂取量を男性は7.5g未満、女性は6.5g未満、高血圧の人は6g未満と定めています。保健・栄養・運動相談では、管理栄養士と相談しながら自分の塩分摂取量を考えることができます。

禁煙

喫煙は動脈硬化などを促進させ、高血圧の原因となります。昭島市では、禁煙治療費助成金交付事業で禁煙を応援しています。

昭島で取り組んでいるまちづくり

昭島市では、暮らしているだけで高血圧の予防・改善ができるようなまちを目指し、市民・企業・行政で協力して健幸なまちづくりプロジェクトに取り組んでいます。

 

お問い合わせ先

保健福祉部 健康課 地域保健係
郵便番号:196-0015 昭島市昭和町4-7-1
電話番号:042-544-5126
ファックス番号:042-544-7130

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