学校教育課 栄養士インタビュー
ページ番号1010428 更新日 2026年1月26日

市内の小・中学生が食べている学校給食の献立は、さまざまな工夫を凝らして栄養士が作成しています。この献立を考えたり、子どもたちへの食育を行ったりしている学校給食課の職員に、仕事への思いを聞きました。
食べることの大切さを知ってほしい
学校給食の栄養士とはどのような仕事ですか?
みそけんちん汁です
私の担当業務は、食物アレルギーのあるお子さんの給食の献立作成です。
また、給食で使用する食材の選定、小学校での食育指導のほか、学校給食課で企画する食育クッキングや食育シンポジウムなどのイベントも栄養士が担当しています。
献立の作成はたいへんな業務だと思いますが、工夫していることや大切にしていることは?
子どもたちに「給食の時間は嬉しい、楽しい」と感じてほしいです。子どもたちの意見を献立に取り入れたり、決められた栄養基準を守ったりしながら、おいしく食べられる工夫をしています。また、給食では地場野菜も活用しているので、野菜をおいしく味わえる献立になるようにすることも心がけています。
物価高での苦労もあります。私はまだまだ経験が浅いのですが、先輩がたは予算内で献立を立てる工夫を数多く知っています。少しの価格差でも積み重なると大きな金額になるので、先輩がたから学びながら、献立作成を行っています。
業務でのやりがいは?
学校に行って子どもたちが「今日の給食、おいしかった!」と言ってくれると、すごくやりがいを感じます。アレルギー対応のお子さんの給食は、すべて蓋つきで個別に提供しているのですが、戻ってきた給食の蓋を開けて空っぽだと嬉しいですね。新しい献立や、難しい献立のときにうまくできて、空の給食が返ってくるとやってよかったなとか、難しかったけれど挑戦してよかったというのは強く感じます。
現在は委託業者が調理を担当されているとのことですが、作りかたなどはどのように指示していますか?
私たち栄養士が調理方法や注意点を記した、指示書を作成します。より良い給食を作るために、調理員のノウハウや経験も聞きながら、事前に打ち合わせを行い、細かい部分まですり合わせを行っています。
食育への取り組みについては
学校給食課として年度ごとにテーマを決めて、それに沿って食育指導をしています。小・中学生向けに食育クッキング教室、食育シンポジウムを開催しています。
昭島市の地場野菜を提供することも食育のひとつです。市内の農家が作った拝島ねぎや、多摩川梨を使用した梨ゼリーを、学校給食で提供しています。
2024年度、学校給食共同調理場が新しくなったので、今後子どもたちが見学に来たときのために、栄養士が説明する資料なども作っています(施設見学は2026年中の開始を予定)。
作っているようすを見学して、児童と同じ給食を食べて、味わってもらえたらいいねと学校給食課の職員で準備を進めています。
給食を通して子どもたちに伝えたいことなどは?
食べることの大切さを知ってほしいです。食べることは、成長期の体づくりに欠かせないだけでなく、生きていくうえでもとても大切なことです。
給食の時間は友だちと一緒に食べる楽しさを感じられる時間でもあります。みんなで同じ給食を食べることで、人と一緒に食べることの楽しさも感じてほしいと思っています。
作っているようすをみると、とてもたいへんな仕事と感じます
異物混入はあってはいけませんので、未然に防ぐように複数人で検品を実施します。また、朝の納品が遅れる等のトラブルが起きることもあります。
毎日、時間内においしい給食を提供するために、当番の調理員は朝早く出社しています。私自身、小学生の頃は、給食が毎日あることが当たり前に思っていましたが、働き始めて多くのかたが給食に関わっていることを知り、給食を安全に作ることってすごいことだなと、改めて実感しています。
新しいメニューにも挑戦
今日は新しいメニューに挑戦したと伺いました
アレルギー対応のお子さんに、米粉パンを作りました。焼いた米粉パンを揚げて、揚げパンを提供することもあります。
小麦粉を使用しないと、硬くなってしまうので、何度も失敗しました。試行錯誤のうえ、こんにゃく粉を加えるなど、色々と工夫して提供することができました。
牛乳、チキンカチャトーラ、切り干し大根のサラダ、
かぼちゃの豆乳シチュー
あなたにとっての昭島市とはどんなまち?
田舎過ぎず都会過ぎず、ちょうどいいまちだなと思っています。今は近隣市に住んでいますが、将来は昭島市に暮らしたいと思っています。
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