地下水100%のおいしい水
更新日:2023年11月1日
昭島市の水道は、事業開始から一貫して地下水のみを水源としたおいしい水です。現在、東京都の区市町村で、地下水(深層地下水)のみを水源としている自治体は昭島市だけとなっています。
このページでは、昭島市の水道がおいしい理由と地下水に恵まれている理由をご紹介します。
おいしさの秘密
昭島市の水道水源は、地下70メートルより深い層を流れる深層地下水をくみ上げています。深層地下水は、山に降った雨や雪が約30年という長い年月をかけてしみ込んだものです。水が地層にしみ込む過程において、土壌がフィルターの役割を果たし、不純物を取り除くとともに炭酸やミネラル成分等を溶かしながらしみ込みます。こうして流れてきた深層地下水を利用する昭島の水道は、ミネラルウォーターと変わらないおいしさです。
また、前述したように土壌が浄化の役割を果たすことにより、水質が大変良好となっているため、浄化処理をしていません。薬品は水道法で義務付けられている必要最低限の塩素を加えているのみです。(昭島市の水道水は、定期的に水質検査を行いその安全性は確保されています)
このように、昭島の水はおいしい水なので、そのまま飲んでみてください。
地下水が豊富な理由
東京近辺の地層は通常、表土、関東ローム層、砂利層、砂層、砂レキ層及び粘土層からなっており、山に降った雨は地層に浸透後、砂利層の中を流れます。井戸を掘り、水をくみ上げる場合は、この砂利層まで穴をほり、水をくみ上げています。
つまり、砂利層まで穴を掘れば、ある程度の地下水をくみ上げることができるわけですが、砂利層を流れている水も無限ではありません。砂利層の厚さにより蓄積できる水は左右されます。このため、蓄積できる以上の水をくみ上げると地下水は枯れてしまいます。
昭島市の水源の地下水位も低下した時期がありましたが、東京都の揚水規制等により水位は上昇してきています。また、水位低下による目立った地盤沈下は発生していません。これは、昭島市の地下を構成している地層が砂や砂礫層であるためと考えられます。
注:地下水位や地下水の流動状況等について、関連ファイルより詳しくご覧いただけます。
昭島市は、東京都の区市町村において唯一深層地下水のみを水道水源としています。これは、他の地域に比べ地下水が豊富な位置に存在するからです。
昭島市の地層は、多摩川の水の長年の作用により、水を通し貯める層である砂利層が厚く形成されました。こうしてできあがった厚い砂利層の上に存在するため昭島市は地下水が豊富なのです。
地下水(浅井戸)について
一昔前に家庭用として使用していた井戸は、浅井戸といい約5から10メートル程度の深さからくみ上げています。浅井戸の水は、地表から近いこともあり、降雨量の影響を受けやすく井戸が枯れることもあります。
また、下水道が普及する以前は、家庭排水を地中にしみ込ませていたので、土壌汚染等の影響を受けやすく、水質的にはあまりよくありませんでした。しかし、下水道が普及した現在は、完全に安全とはいえませんが、市内の井戸水の水質検査を行ってきているなかでは、水質はよくなっています。
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よりおいしく飲むために
先に述べましたように、昭島市の水はミネラルウォーターと変りのないおいしさですが、家の中の水道配管やマンション等の貯水槽の材質及び衛生管理状態により、微妙に味が変化する場合があります。そんな時は、次のような工夫をすると、よりおいしく水を飲むことができます。
くみ置きによる方法
水を容器にくみ置き、朝まで一晩放置しておく方法です。こうすると、消毒塩素が蒸発するためおいしい水となります。なお、容器のふたは、塩素が蒸発するよう完全に閉めないで、水が空気に触れるような状態にしてください。
炭を使う方法
炭は、匂いや残留塩素を吸着し、さらには炭自体からミネラル成分が溶け出すため水をおいしくする働きがあります。炭は備長炭か竹炭がよいでしょう。炭の量は、水1Lに対して100グラムほどを目安にして入れてください。
炭は、使用前に一度煮沸及び天日干しをしてから使用してください。また、1ヶ月に一度程度、煮沸及び天日干しすれば再利用できます。
注:いずれの方法も、残留塩素がほとんどなくなってしまいますので、水の保存はできません。その日のうちにお飲みください。
地下水は、限りある貴重な資源です。そのためにも一人ひとりが節水に心がけ、いつまでもおいしい地下水100%の水道が続けられるようにご協力ください。
水道部 工務課 浄水係
郵便番号:196-0025 昭島市朝日町4-23-28
電話番号:042-543-6111
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