夏季も感染症予防を
ページ番号1003015 更新日 2026年7月8日
夏季は長期休暇や帰省などで外出の機会が増加
人の多い場面や、必要な場面では適切な感染症予防に努めましょう。
日本国内で流行していない感染症も海外では流行している可能性があります。
海外渡航の際には、渡航先で流行している感染症を把握し、有効な対策を実施しましょう。
感染性胃腸炎や手足口病など夏季も感染症予防にご注意を
感染性胃腸炎や手足口病などの感染が拡大しています。
感染対策を実践し、感染予防に努めましょう。
一般的な感染性胃腸炎の症状と対策
一般的な症状と特徴
- ノロウイルスなどの感染性胃腸炎も冬季には流行することが多いですが、夏季にも感染性胃腸炎は流行します。
- 夏季には熱処理が十分でない食材や日数の経過した食材・食品などから細菌性の食中毒(カンピロバクター・サルモネラ菌・O-157など)が発生することがあります。
- 胃腸炎の主な症状は吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛です。
- 小児では、特におう吐が症状として出やすいです。
- 成人では、下痢の症状が多いです。
一般的に有効とされる対策
- 吐しゃ物や便の処理をする際には、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
- 食材(特に肉類)は中心部までしっかりと加熱(75℃以上で1分以上)
- 調理前後や食事の前、トイレの後は手洗いを徹底して手指消毒を行いましょう。
- まな板や包丁などの調理器具は肉・魚用と野菜用で使い分けるか、使用後に熱湯消毒するなどの衛生管理を行うことが効果的です。
- 下痢やおう吐がある場合は、水分だけでなく電解質も失われやすくなり、脱水症状を起こしやすくなるため、経口補水液などによる水分補給をしっかり行うことが重要です。
一般的な手足口病の症状と対策
- 主な感染年代は乳幼児
- 感染から3日から5日経過後から症状が出始めることが多い
- 初期症状としては、38度前後の発熱とのどの痛み
- 典型的な症状としては、手のひら、足の裏、舌や口内の頬等に小さな水ぶくれが出る
- 発症期間は、一般的には7日から10日程度で治癒することが多い
- 痛みを伴うことが多いため、飲水を嫌がることが多く、脱水症状を起こす可能性がある
- まれに大人にも感染することがあり、その場合には、乳幼児以上に重い症状が出ることがある
- 感染経路としては、飛沫感染・水疱等を触った場合に接触感染、便からの糞口感染が主なものとなる
- 治癒後も数週間、便等からウイルスが検出されることがある
感染予防には、以下の内容の実践が効果的とされています。
- 適切な場面でのマスク着用(乳幼児は自発的なマスクの着脱が難しいため保護者のかたが注意してあげてください。)
- アルコールや石けん、十分な流水等を用いての手指消毒
- 排泄物の処理等をする場合には、手袋等を使用した感染予防の実施
手足口病と同じエンテロウイルスやコクサッキーウイルスによる感染症でヘルパンギーナもあります。
夏場に実施のプールなどで手足口病やヘルパンギーナ、プール熱などは感染拡大する場合もあります。
また、手足口病と似た症状でインフルエンザやRSウイルスもあり、判別は難しいため、早期の医療機関受診をお勧めします。
インフルエンザやRSウイルスは現在、小康状態ですが、近年は年間通して感染報告が出るケースもありますので、ご注意ください。
手足口病などの感染症は特効薬やワクチンはないため、適切な感染対策を実施する以外の予防はありません。
外出先の感染症情報の確認を
- 外出先地域の感染症情報を確認して、適切な場面でのマスク着用や、手洗い、アルコール等を用いての手指消毒などを実践しましょう。
- 外出先地域の感染症情報は各都道府県が公開している感染症週報などをご確認ください。
- 東京都の感染症週報を確認する場合には、以下をご覧ください。
日常から感染対策の実施を
- 最新の感染症の流行状況については以下をご覧ください。
- 適切な場面でのマスク着用や、アルコール等を用いての手指消毒など、日頃からの感染対策を実践しましょう。
海外渡航する場合には出国先の感染症情報も確認を
- 海外においては、日本では流行していない感染症や、日本よりも高い頻度で発生している感染症が報告されています。
- 海外滞在中に感染しないように予防するためには、予防方法等の情報を確認することが重要です。
- 厚生労働省検疫所ホームページ(FORTH)では、海外の感染症の最新の流行状況や予防方法などの情報を公開しています。
- 厚生労働省が公開している海外渡航者向けポスター・リーフレット等を確認する場合には、「海外へ渡航される皆様へ(厚生労働省)」をご覧ください。
関連リンク
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