令和8年度「未来をひらく」発表会を開催しました

ページ番号1012844  更新日 2026年9月11日

昭島市教育委員会では、青少年とともにあゆむ都市宣言記念「未来をひらく」発表会を開催しました。

第1部の第14回「中学生英語スピーチコンテスト」では、入選者15名が英語によるスピーチを行い、最優秀賞・優秀賞の生徒を表彰しました。

第2部の第44回「子どもの主張意見文コンクール」には、市内の小・中学校から1,579編の作品が寄せられ、会場では最優秀賞・優秀賞の児童・生徒による意見文の発表と表彰が行われました。

中学生英語スピーチコンテスト入選者

ふだん考えていることや、感じたこと、思ったことを英語で発表

最優秀賞

柴田 紗衣さん(瑞雲中3年)「Facilitation 〜Connecting Hearts Build Bridges〜」

優秀賞

小川 絵怜菜さん(福島中3年)「Courage」

岡本 蓮美さん(多摩辺中3年)「“Japanese and Foreign Slang Words”」

入選

寺野 真歩さん(昭和中2年)「Unagi no kabayaki」

有光 杏潤さん(瑞雲中3年)「Touching The Heart」

亀田 さほ子さん(瑞雲中2年)「One Team, One Sound」

阪上 七海さん(瑞雲中3年)「A small failure that changed me」

鈴木 遥仁さん(瑞雲中3年)「Look up!」

三池 利佳子さん(瑞雲中3年)「Learning Languages」

小林 芽依さん(清泉中2年)「New dream」

平 伊織さん(清泉中2年)「The hand that saved my life」

大久保 春香さん(拝島中2年)「Learning from Others」

大野 裕史さん(拝島中3年)「My hobby」

佐久間 葵さん(拝島中3年)「Why I decided to do this」

西田 朔(拝島中3年)「My Hobby」

子どもの主張意見文コンクール入選者

小学校の部

最優秀賞

米澤 華さん(富士見丘小6年)「備えで支え合う昭島市の防災」

優秀賞

田邉 俊さん(富士見丘小6年)「昭島市の環境を未来へ紡ぐ」

羽生 あかりさん(拝島第一小6年)「昭島ブルーバトン作戦」

入選

難波 海結さん(共成小6年)「街歩きの交通安全教室を」

合田 悠馬さん(富士見丘小6年)「緑がつなぐ人のぬくもり」

加藤 玄助さん(武蔵野小6年)「スポーツが盛んな昭島市にするために」

宍戸 茉里耶さん(中神小6年)「昭島市の盆踊り大会」

相蘇 伸さん(つつじが丘小6年)「誰もが安心してくらせる街へ」

石井 彩葉さん(光華小6年)「展示場所の増加」

小山 明咲さん(光華小6年)「障がい者と健常者の人が楽しく暮らせる昭島市」

佐藤 愛莉さん(成隣小6年)「緑を守る昭島市」

中島 壮太さん(成隣小6年)「楽しい街のためには」

小田 悠葵さん(拝島第三小6年)「地球温暖化と昭島の未来」

金子 仁海さん(拝島第三小6年)「障がい者への配慮と自分の保身 どっちが大事?」

鈴木 咲也香さん(拝島第三小6年)「昭島市を歩きスマホゼロの市へ」

中学校の部

最優秀賞

中村 希愛さん(瑞雲中3年)「あきしまが『きれい』であり続けるために」

優秀賞

小島 彩稟さん(福島中3年)「すべての人が安心して生活できるまちづくりのために」

武山 友俐さん(瑞雲中3年)「相手の立場に立ってみると、人も街も、もっと優しくなれる」

入選

川原 日向さん(昭和中3年)「一つの場所がつなぐもの」

坂口 こはるさん(福島中3年)「地球の一員として」

有光 杏潤さん(瑞雲中3年)「給食から考える食品ロスと私の未来」

石川 翔さん(瑞雲中3年)「言葉を超えて」

大森 結生花さん(瑞雲中3年)「住みやすい社会」

石山 琥太郎さん(清泉中3年)「マイボトルと昭島市の未来」

江澤 優羽さん(清泉中2年)「現在を未来に繋げる」

田中 結愛さん(清泉中3年)「地域を彩る」

岡本 蓮美さん(多摩辺中3年)「子ども食堂で昭島をもっと温かく」

小関 蓮さん(多摩辺中3年)「安心安全の昭島へ」

益子 結衣さん(多摩辺中3年)「笑顔いっぱいの昭島市」

吉田 天音さん(多摩辺中3年)「つながる、あきしま」

最優秀賞作品の紹介

英語スピーチコンテスト

Facilitation 〜Connecting Hearts Build Bridges〜

瑞雲中学校 3年 柴田 紗衣

Zuiun Junior High School Sae Shibata

 Hello, everyone. I’m Sae Shibata. I will talk about an important thing I have learned from my experience.
 When I teamed up with my senior for a badminton tournament last year. We were both highly motivated for the match, but we couldn't connect our feelings during practice. The reason was I couldn’t tell my thoughts to my partner, because I held back from my senior.
 Now, I will ask you a question. Are you familiar with the word “Facilitation”? This is the skill of drawing out people’s opinions, summarizing them, and leading a discussion well not to limit the full power of a team.
 One day, when doubles practice wasn’t going well, one word suddenly came to my mind. It is “Facilitation”. I saw the word in a book before.
 In doubles, we need to understand each other without talking during play. When we read each other’s mind without speaking, we can perform better. So, even if personal skills are high, we can’t win the game without understanding our thoughts. We can’t exchange many words during a match, so communication during practice is very important. “Facilitation” is the key to resolve this. When I got stuck in practice, I realized that even if my partner is a senior, I shouldn’t hold back.
 I remembered that “Facilitation” is important, so I decided to face my senior. Then, I asked her to practice, and I suggested her to hold a meeting. The important thing here is to know a partner very well. First, I asked her what kind of fight style she is good at. After receiving that, I thought about what role I should play in order to bring out the best for my senior. Then I suggested, “To make the most of your powerful smash, I’m going to try to hit a shot that makes my opponent off balance.” and she answered, "That's a good idea. I will move the opponent around to bring out your strong point, net attacks. Let’s rethink the system that brings out our best!”
 From that day, we made it a rule to have meetings before and after practice. It’s become a habit for us. Then, exchange of ideas became much smoother. That worked out well, our roles as front and back players became much clearer. And we got better step by step. Then, a system of bringing up our good points and a system of following each other were gradually taking shape and kept getting better. During the match, we can sense each other’s movement and understand each other’s thoughts. We can move at perfect timing. I felt that there was our heart behind every shot. The match itself was a perfect example of “Facilitation” that made us look out for each other and brought out the best in each other.
 Through this experience, I learned that “Facilitation” is about “moving forward by understanding and respecting each other”. When we try to bring out the other person's thoughts and express our feelings honestly, there is an invisible bridge between us. Understanding and respecting lead to bringing out the best in each other. From now, we will be able to open up endless new possibilities!

 

ファシリテーション 〜心を繋ぐ架け橋に〜

 

 皆さんこんにちは。柴田紗衣です。今日は私がある経験を通して学んだ大切なことについてお話したいと思います。
 私が去年、バドミントンで先輩とダブルスを組み、大会に出場したときのことです。お互い、試合に向けての意気込みはありましたが、いざ練習となるとうまく気持ちを合わせることができませんでした。それは、私が先輩に遠慮をして自分の考えを伝えることができなかったことが理由でした。
 ここで、みなさんに質問です。みなさんは「ファシリテーション」という言葉を知っていますか。ファシリテーションとは、相手の意見を引き出し、それをうまくまとめたり、話し合いを上手に進めたりすることで、チームとしての力を最大限に引き出す技術のことです。
 ダブルスの練習がうまくいかなかったある日、私は、ふと以前読んだ本の言葉、「ファシリテーション」が頭をよぎりました。
 バドミントンのダブルスは、お互い暗黙の了解でプレーをしなければならない競技で、意思疎通がはかれることでよりよいパフォーマンスを発揮できます。お互いの考えを理解していないと、どんなに個々の技術が高くても、勝つことができません。試合では多くの言葉をかわせないため、練習でのコミュニケーションはとても大切です。そこでファシリテーションが鍵をにぎります。練習で行き詰まったとき、私はたとえパートナーが先輩であったとしても遠慮してはいけないということに気がつきました。
 「ファシリテーション」の大切さを思い出した私は、先輩と向き合う決心をしました。自ら練習をお願いしたり、作戦会議をもちかけたりしました。ここで大切なのは、パートナーをよく知ることです。私はまず、どんな戦い方、戦略が得意かを先輩に尋ねました。それを受けて、先輩の良いところを引き出すために私のするべき役割を考えました。そして私は「先輩の武器であるスマッシュを活かすために、私は相手を崩す球を打とうと思います」と提案すると、先輩は「それはいいアイデアだね。私は柴田さんの得意なネット前の攻撃を引き出せるように相手を動かすね。お互いを活かせるシステムに修正しよう!」と作戦の提示をしてくれました。
 その日から、私たちは練習の前後にミーティングをすることが習慣になり、意見交換がスムーズになっていきました。それが功を奏して、私たちのプレーは、前衛と後衛の役割がより明確になり、少しずつ改善されていきました。お互いを活かし合うこと、お互いをフォローし合うシステムがどんどんできあがり、レベルアップしていきました。そして試合では、阿吽の呼吸で動きを感じ合い、考えを察知し、お互いの打つ球に思いがのっているように感じました。試合自体がまさにパートナーを想い、活かすファシリテーションそのものでした。
 私は、「ファシリテーション」とは、「相手を理解し、互いを思いながら前に進むための関わり方」だということをこの経験を通して学ぶことができました。相手の考えを引き出し、自分の思いも正直に伝えようとするとき、私たちの間には見えない橋がかかります。相手を理解しようとすること、相手を尊重することが互いを高め合うことに繋がります。その先に、私たちは新しい無限の可能性を切り拓くことができるでしょう。

子どもの主張意見文コンクール

小学生の部

備えで支え合う昭島市の防災

富士見丘小学校 六年 米澤 華

 ゴゴゴ・・・・・・。地の底から響く音が、静かな夜を引き裂きました。次の瞬間、ドン、と体を突き上げる衝撃。家は大きく揺れ、四歳だった私は、何が起きているのか分からないまま、ただ恐怖の中で泣くことしかできませんでした。北海道胆振東部地震の発生です。
 停電が続き、多くの店が閉まり、道路の一部がかん没したことを覚えています。私の家でも食料などの備えは十分ではなく、日々の暮らしに困りました。この原因は、私は今まで、市や道の地震対策の不十分さにあると考えていました。
 しかし、今は、そうは思いません。あの体験を「ただ怖かっただけでは終わらせたくない」そう考えるようになったからです。あの時、何もできなかった自分だからこそ、今できる「備え」があるのではないかと気づいたのです。
 そうした中で、私たちが暮らす昭島市では、その「備え」を大切にしていることを知りました。昭島市の災害対策の良さは、市民一人一人の防災意識を高め、地域の人々が助け合う地域力を重視していることだというのです。近い将来発生が懸念されている首都直下地震などの大規模地震に備えるためには、「自助・ 共助・公助」の三つの視点が欠かせません。私はこの三つを、自分の行動として実践していきたいと考えます。
 一つめは、自分で自分を守る「自助」です。防災バッグの準備や家具の固定といった基本的な対策を確実に行います。あの時の不安と不便は、備えがあれば減らせたかもしれません。同じ思いを繰り返さないために、日常の中でできる備えを積み重ねていきます。
 二つめは、地域との関わりをもつことによる「共助」です。普段からあいさつを交わし、地域のイベントに参加することで、顔の見える関係を築いていきたいと思います。いざという時、人は見知らぬ誰かよりも、知っている誰かに手を差し伸べやすいからです。その小さなつながりが、多くの命を支える力になるはずです。
 三つめは、選挙への関心をもつことによる 「公助」です。私たちの思いは選挙を通じて政治に届き、市の制度につながっていきます。私の家族は、自分の重視する政策に力を入れているかどうかで投票する人を決めているそうです。私たち小学生も将来投票権をもった時に、自分のなってほしい昭島市の姿、災害に強い昭島市にしてくれる政治家を正しく選べるように、選挙への関心をもっておくことが大切だと思います。
 このように、私は、昭島市を災害に強いまちにしたいと考えます。災害に強いまちとは、特別な設備が整ったまちではなく、一人一人が備え、支え合う力を持ったまちなのではないでしょうか。自分の命を守ることが、誰かの命を守ることにもつながる、その意識こそが、防災の出発点だと私は思います。
 あの日の恐怖は、今も記憶の中に残っています。しかしその記憶は、未来への備えへと変えることができます。私はこれからも、自分にできる行動を積み重ね、来るべき災害に向き合い続けていきます。

中学生の部

あきしまが『きれい』であり続けるために

瑞雲中学校 三年 中村 希愛

 私は去年の春頃、他市から昭島市に引っ越してきました。だから、まだ昭島市のことはあまりわかりませんが、とてもきれいな街だなと思いました。
 近年、環境問題となっているのが「ポイ捨て」です。人口密度の多い東京は、よりこの問題が深刻化していると思います。しかし東京都の中に位置していながらも昭島市はポイ捨てがかなり少ないという印象を受けました。都心から離れた私が前に住んでいた市でさえも歩いていればポイ捨てされたゴミを必ず見つけるくらいです。そんな中でなぜ昭島市はこんなに街がきれいなのか私は疑問に思いました。
 去年の4月始め、まだ私は家が前に住んでいた市にあり、電車通学をして新しい中学校に通っていました。西武立川駅から徒歩で学校まで行く間に川沿いを通るのですが、川に一つもゴミが流れていないことに驚きました。友達と昭島駅のカラオケに行ったときも駅なのにゴミのポイ捨てをほとんど見かけませんでした。そんな景色をしばらく見ていく中で、私は自然と街をきれいに保ちたいという想いが生まれてきました。そのための第一歩として、私は今、自動販売機の周りによくポイ捨てされている空き缶を集めてゴミ箱に捨てるという小さい仕事を率先してやっています。昭島市全体として見たら本当に小さな小さな仕事です。
 そんな小さな仕事を続けている中で先日、家の近くにある公園で、ビニール袋とトングをもってゴミ拾いをしている親子を見つけました。あまり喜んでやる仕事ではないはずなのにとても楽しそうにゴミ拾いをしている姿を見て、とても素敵な親子だなと思いました。直接話しかける勇気はなかったので感謝の気持ちを込めて、私も近くに落ちていたゴミを拾って帰りました。私はとても嬉しかったです。自分以外にも昭島市をきれいに保ちたいと思ってくれている方がいることにとても感動しました。
 そしてもう一つ素晴らしいなと思ったことがありました。それはくじら祭りでの出来事で、ある二人組の小学生が自分たちのゴミだけではなく誰かが置いていった、いわゆる「ポイ捨て」のゴミも一緒に回収してゴミ箱に捨てていました。自分たちの出したゴミじゃないのに周りのことを考えて捨ててくれたのです。自分より年下の子がこんな素晴らしい行動をしていることにすごく感動しました。
 また、私はこの作文を書くにあたり、実際に昭島市は東京都の中ではポイ捨てが少ない街なのかをウェブなどで検索して調べてみました。調べたところ、東京都内で最もポイ捨てが少ないと断定できる公式な調査データは見つかりませんでしたが、ゴミ拾いSNSを運営する「ピリカ」が過去に発表した調査データでは千代田区や昭島市を含む多摩地域、有楽町や東京駅などのオフィス街は比較的ポイ捨てが少ないということがわかりました。さらに詳しく多摩地域に重点を当てて調べてみると、多摩地域がポイ捨てが少ない理由として、地域住民によるボランティア清掃などの地域の美化活動が非常に活発で市民意識が高いことや、繁華街に比べて流動人口が落ち着いていて地域コミュニティの目が届きやすいなどの要因が出てきました。また、調べたときにその多摩地域の例として昭島市が1番に出てきて、勝手な想像ではありますが、多摩地域の中でも昭島市は特にきれいなのかなと考えました。
 また、昭島市のポイ捨てに関する条例があるのかを調べたところ、昭島市では「昭島市ポイ捨て及び犬のふんの放置の防止に関する条例」という条例を制定していることがわかりました。罰則についても、市長による命令に従わない場合2万円以下の過料が科される可能性があるなど厳しく取り締まっていることがわかり、その厳しい取り締まりがポイ捨てへの強い抑止力となっているのかなと思いました。
 なぜ昭島市はとてもきれいなのか、昭島市に引っ越してきてから1年たった今、その理由がわかった気がします。昭島市には街を清潔に保とうと努力してくれている方がたくさんいるのです。その方たちの努力と市を挙げた美化活動や厳しい条例のおかげで今も昭島市はきれいな昭島市でいられています。また、きれいな昭島市であり続けることで自然と、ここで暮らしている人、市外から来た人もきれいに保たなくてはいけないという意識が高まっているのかなと思います。誰かがきれいにしてくれるからいいやではなく、昭島市に関わっている人全員が、昭島市をきれいに保つために努力し、行動し、協力し合うことが、これからの昭島市の環境を守っていくことにつながると思います。私も、今まで以上に自分に厳しくし、人任せにしないで、自分から積極的にボランティアに参加するなどして、昭島の環境づくりに貢献していきたいです。

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